不動産豆知識
めめこの不動産豆知識【土地の法的規制③】建ぺい率・容積率
2025-03-11
カテゴリ:不動産知識
【土地の法的規制③】建ぺい率・容積率
「建ぺい率(けんぺいりつ)」と「容積率(ようせきりつ)」は、建築基準法で定められた、敷地に対してどれくらいの規模の建物を建てられるかを決める重要な指標です。簡単に言うと、土地の広さに対して、建物をどのくらいの面積で建てられるかと、建物の延べ床面積(すべての階の床面積の合計)をどのくらいにできるかという制限です。
※建ぺい率
敷地面積に対する建築面積の割合。建築面積とは、建物を真上から見たときの面積のことです。
計算式:建ぺい率(%)= 建築面積 ÷ 敷地面積 × 100
例:100㎡の敷地に50㎡の建物が建っている場合、建ぺい率は50%です。
建ぺい率は、敷地内にどれくらいの空きスペースを確保する必要があるかを示しています。これにより、防火性や通風、採光などを確保し、良好な住環境を維持する目的があります。
※容積率
敷地面積に対する延べ床面積の割合。延べ床面積とは、建物の各階の床面積を合計したものです。
計算式:容積率(%)= 延べ床面積 ÷ 敷地面積 × 100
例:100㎡の敷地に、1階50㎡、2階50㎡の建物がある場合、延べ床面積は100㎡となり、容積率は100%です。
容積率は、その土地にどれくらいの容積の建物を建てられるかを示しています。これにより、過度な人口集中を防ぎ、都市の環境を維持する目的があります。
建ぺい率や容積率は聞いたことはあるけれど、良くは知らない、という言葉ですよね^^
不動産についていろいろ調べていると、私たちの知らないところでいろんな法律があるんだなぁと感心させられます。
一般社団法人全国0円不動産 広報スタッフ めめこ
